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※テキストはWikipedia より引用しています。
東京オリンピックの昭和39年開催が決定する頃までの社会では親世代の頃から同じ住まいにずっと住み続ける生活が当たり前でした。このため、よほどの事情がなければ引越しすることがなかったわけです。ところが、高度経済成長に伴い、仕事を求めて地方から首都圏へ引越す人たちが増えてきました。そこで、住まい確保のため首都圏の各造成地に大団地が建設され始めていました。こうして突然、地方から首都圏の大団地の中へ引越さなければならなくなると知らない地域へ移り住む不安感が起こっただけでありません。見知らぬ人達がせわしなく動き回る雑踏の中へ混ざって暮らす生活が想像できない不安感だったわけです。そこへオリンピック競技会場や地下鉄工事等の建設ラッシュが加わり、首都圏は至る所で一気にインフラ整備の土木、建設工事が始まったわけです。ところが、地方から多くの働き手が首都圏へ移り住む時代が来ると、新たな住宅団地へ引越す件数が増えるだけで、元々あった中古住宅を改修して再利用する発想は殆ど起こりませんでした。当時の戸建て住宅が殆ど木造だったために腐食や劣化が進んでいたため、中古住宅はスクラップアンドビルド式に取り壊されてしまいました。建物が古くてもそのまま、住み替えにより中古住宅を有効活用する考え方が近年まで殆ど広まらずに続いてきました。ところが、マンション建設が本格化した昭和40年代から半世紀程が経過した現在、マンションの初代住民が高齢化して世代交代の際、住み替えが起こっています。また、家庭の事情等で住み替えるケースが徐々に増えてきました。少しずつ中古住宅の売買取引が広まってくるにつれて中古住宅市場が整備されてきました。お蔭で、住み替えを希望する人にとって新築物件より費用負担の大幅に少ない中古物件に住み替えられる機会が増えてきたわけです。こうして、自己資金が少なくても住み替えを諦めないで済むようになりました。中古住宅をリフォームやリノベーションしても新築物件を購入するよりはるかに安く済みます。中古物件の再利用は今の低成長で賃金の余り伸びない時代にマッチした住み替え方法だと言えます。